
1週間の振り返りと自己分析
ここまでの学習本当にお疲れ様でした。コースとしては今回が最後です。ここまでの学習全体を通じて振り返りを行いましょう。
生み出した良い変化は何?
ここまで学習を積み重ねてきて、どんな変化を生み出すことができましたか?できたこと、変えられたことを書き出してみましょう。
今日から変えてみたいことは何?
目標点数が取れるように、今から変えて行きたいことはありますか?
「もっと頑張る!」というのは効果がないことがほとんどなので、気持ちや意思に頼るのではなく、具体的な行動を設定して行きましょう。
さて、ここまでの振り返りと分析が終わったら、具体的に各課題のテストをして自分の感覚があっているのか、或いは思ったよりできていたり、できていなかったりしないか、確認をしていきましょう。
単語テスト
今日までのゴールは、TSL全てや、問題に出てきた不明な単語を全て覚えることでした。早速テストを行いましょう。
テスト
テスト形式はシンプルです、3分間30問、英単語を見て、その日本語を書き出してください。
1 | defective |
2 | renown |
3 | distract |
4 | acclaim |
5 | impatient |
6 | editorial |
7 | expire |
8 | reflexive |
9 | knowledgeable |
10 | patent |
11 | duplicate |
12 | anyhow |
13 | paraphrase |
14 | identification |
15 | repeatedly |
16 | replacement |
17 | reluctant |
18 | attendee |
19 | transmission |
20 | morale |
21 | validate |
22 | compensate |
23 | abide |
24 | entrée |
25 | imperative |
26 | availability |
27 | maximize |
28 | airfare |
29 | silently |
30 | coordinate |
答え合わせ
テストお疲れ様でした、ここからは答え合わせを行います。
1問1点で、30点満点中何点だったかを確認しましょう。
もし品詞を間違えてしまった、つまり「beauty」を「美・美しさ」ではなく「美しい」にしてしまった場合などは厳しめに×としましょう。
答えはこちら
分析
さて、答え合わせまで終わったら、ここからが一番重要で、自分のテストの結果を分析して次回より良い状態になるように繋げていきましょう。
考えることは大きく以下の2点です。
・正解した問題はなぜ正解できたのか?
・また、間違えた問題はなぜ間違えたのか?
それぞれを書き出し、具体的に次回までに変えたいことを書き出し、実行に移して行きましょう。
今週の宿題
今週新たな宿題はありませんが、引き続き今までの復習と、問題に出てきて不明だった単語は「自分単語帳」を作ってストックして行きましょう。
リスニング
範囲の英文について、何も見ずに感情を込めて、自分のセリフのようにシャドーイングができる状態がゴールでした。
このゴール設定は、日本語に訳すことなく、英語を英語の語順のまま捉えているか、その処理スピードが培われているかを落とし込んだ内容です。(感情込めたセリフシャドーイングができるスピードまで処理スピードが高まっているはずだから、というものです。)
本当はこの状態を確認したいのですが、これは可視化(可聴化)が難しいので、ここでは処理スピードを可視化(可聴化)するために、聞こえた英語を、英語の語順で瞬時に日本語訳するというテストを行います。
テスト
紙を準備し、以下の音源を再生してください。英文が途中で途切れるので、そこまでの英文を直後にすぐ日本語に訳してください。
音声は、会話文が途切れながら最後まで流れます、途切れたタイミングで自分で音を止めて、日本語訳を言ってみてください。最後まで通したら、もう一度最初から音源を流して2回目をトライしてください。2回目で完璧に日本語訳が言えれば合格です。
答え合わせ
スクリプト(原稿)はこちら
分析
完全に訳ができましたか?本来は訳さずに英語のイメージのまま捉えるのが最終ゴールですが、トレーニングの最初に精読をして細かい単語なども意味を調べているので、正確な日本語訳もできるはずです。
もし訳ができなかった場合、日本語が咄嗟に出にくくなっているということは多少あるかもしれませんが、単語の意味が曖昧であったり、文構造をしっかりと捉えられていない可能性があるので、再度しっかりと復習をしたうえで次に進めて行きましょう。
今週の宿題
今週新たな宿題はありませんので、今までの総復習を徹底的に行いましょう。
改めて、ステップは以下の1〜7のステップです。
- 試しに一度聞いてみる
目的は「力試し」です。少し聞こえる単語などもあるかと思います。まずは全く聞こえないわけではないということを認識しましょう。聞くのは1度だけ、集中して聞きましょう。 - 精読する
テキストの文を見て全てわかることを確認します。
もしわからない単語や文構造があれば、調べてわかる状態に仕上げましょう。見てわからない英文を「聞いたら急にわかる」ということは無いので、まずは見てハッキリとイメージできる(鮮明に絵が浮かぶ)状態にします。 - 音読する
音源を聞き、音源を止め、真似するように音読をします。
特に「音が繋がるところ」「音が軽く・弱く読まれるところ」「音が消えてしまうところ」などを意識して音読しましょう。
ここでのゴールは、この英文はこう発音されるんだということがわかること、つまり、文字情報と音情報を一致させることです。最初はスクリプト(原稿)を見ても良いですが、後半はスクリプト(原稿)を見ずに、音を聞いたらその音が頭の中で文字起こしできている状態がゴールです。 - オーバーラッピング
スクリプト(原稿)を見ながら、音源を流し、その音源と一緒に音読をします。音源のスピードに合わせる必要があるので、難しいと感じたら音源のスピードを0.5倍速などに落として取り組み、0.5倍速ができたら0.6→0.7→0.8と速度を上げ、1.0まで上げられるようにしましょう。ここでは、自分のセリフとして言えている感覚があることがゴールです。 - シャドーイング
オーバラッピングができたら、今度はスクリプト(原稿)は少しみる程度に抑えて、なるべく音を聞きながら、音源を後追いするようにシャドーイングを行います。今までは原稿に頼っていたところを、文字ではなく、音源の音を聞きながら発話するイメージです。なので、自然に少し後追いとなります。 - シャドーイング
今度はスクリプト(原稿)を見ずにシャドーイングを行います。 - セリフシャドーイング
最後に、テキストを見ずに音源を聞きながら、少し後追いで、そのワードの意味を頭に鮮明にイメージしながら、自分のセリフのようにシャドーイング(発話)しましょう。通常スピードでのシャドーイングが難しい場合は、0.7倍速などに減速してトライしてください。そこから少しずつスピードを上げていきましょう。また、通常スピードでのシャドーイングができるようになったら、1.1倍速、1.2倍速と速度を上げていきましょう。
リーディングPart5
範囲の問題について、全て正解できるだけでなく、その正解の根拠を声に出して説明できる(誰かに教えてあげられる)、つまり、同じような問題が出た時には自信を持って正解できる状態。これがゴールでした。早速テストを行いましょう。
テスト
テストは7分で15問です、ただ正解できるだけでなく、その答えを導き出した理由を人に教えてあげられるかどうかを確認しながら解きましょう。
問題はこちらです。時間を測ってスタートしましょう。
答え合わせ
答えを確認して、正解を選んだ理由の説明までできるの問題が15問中何問だったかを確認しましょう。
振り返り
まず、今回のゴールに到達するために以下のステップを踏むはずでしたが、これらは丁寧に実施できましたか?
- 一度解いてみる(時間は気にしすぎなくて良いですが、1問あたり30秒ペースを意識しておきましょう)
- 答え合わせをする
- この時、回答根拠を声に出して言えない問題は、たとえ正解していたとしても×とする
- ×をつけた問題について、解説を見ながら自分の言葉で説明をしてみる。
- ×がついた問題については、時間を置いて(翌日以降に)再度解き直しを実施する。
- 全ての問題について回答根拠が言えて正解できる状態になれば完成。
完成度が100%でなかった場合はどんな理由が考えられるでしょうか?
- 単純に時間が足りなかった
- 回答根拠をわかったつもりになっていたが声に出しては説明していなかった
- 一度根拠が言えるようになったものも、その後見返すことがなかったので忘れてしまった
今後何を変えていきたいでしょうか?
満点を取っている自分を想像した時に、その自分に近づくために今一番やりたいことを考え、書き出し、実行していきましょう。
今週の宿題
今週は取り組み方・ゴールは同じですが、範囲が変わります。
ゴール:
範囲の問題について、全て正解できるだけでなく、その正解の根拠を声に出して説明できる(誰かに教えてあげられる)、つまり、同じような問題が出た時には自信を持って正解できる状態。
また、ここまでの総復習も行っておきましょう。
Part7
テスト(力試し)
こちらの英文(122words)を43秒計って読みましょう。訳が曖昧だったり、あるいは文構造がわからずに戻って読んでしまうところが無いかどうかを確認しましょう。答えは問題の次のページを参照してください。
今週の宿題
今週新たな宿題はありませんので、今までの復習を徹底して行いましょう。
改めて、苦手なところを中心に以下のステップで取り組み、完成度を上げて行きましょう。
- 精読
コピーなどをとって文章に書き込みができる状態にしたうえで、テキストの文を見て全てわかる状態であることを確認します。もしわからない単語や文構造があれば、調べてわかる状態に仕上げます。 - 音読
精読ができたら、前から音読をしながら意味を理解していきましょう。ここで音読をする目的は何かというと、英文を行ったり来たりしながら理解せずに、前から絵を重ねるように理解していくためです。ゆっくりでも音読をしながらイメージをする(最初は「日本語訳をする」で良いです)ことで行ったり来たりすることができないので、発音に意識は置きすぎなくて良いので、音読をしましょう。音量もボソボソとした音読で良いです。これを繰り返し、ゴールの状態にしましょう。 - 速読
精読できたものを繰り返し読み込むことで速読に変えていきます。ペースメーカーが必要なので、音源を流し、そのスピードに合わせて前から順に読み込んでいきましょう。このとき使う原稿(スクリプト)は、何も書き込みをしていないものを使ってください。もしスピードが速すぎる場合には0.7倍速など減速してからはじめ、丁寧に読める状態になったらスピードを徐々に上げ、最低でも1.5倍速、可能であれば2倍速でもしっかりと前から順に意味が捉えられることを目指しましょう。速読をしている時は音読ではなく黙読で良いです。
スケジュール作成
今日までの学習で得た気づきをもとに、改善を加えるつもりでスケジュールを作成しましょう。
改めて、スケジュール作成のポイントは以下の通りです。
- 1週間の合計学習時間は20時間を目指す
- 仕事が休みの日に寄せても良いが勉強時間ゼロの日が無いようにする 例)土日は各5時間、その他は1日2時間
- 単語は必ず毎日やる(睡眠時間を除いて5時間あけない)
- 1週間は6日で考え、残りの1日は予備日にする
- 前半に負荷をかけ、後半は復習に充てる
- 仕事などの重要な予定と同列の優先順位で予定する
「Study plus」などは無料で使える良いアプリなので、是非トライしてみてください。
ここまでの学習本当にお疲れ様でした!本番も全力で行きましょう!